2022年夏SOMAハイエンドデスクトップ(Intel)性能テスト

社内ＩＣＴ基盤の導入から実運用までをサポートするパーペチュアです。

今回制作したのは最新Core i7を搭載したMicro-ATXのPCになります。

性能と静音性を重視したハイスペックなマシンです。

使用したパーツ

	パーツの種類	メーカー	商品名
①	CPU	Intel	Core i7 12700
②	CPUクーラー	noctua	NH-U12A chromax.black
③	マザーボード	ASUS	TUF GAMING B660M-PLUS D4
④	SSD	Samsung	SSD 980 1TB
⑤	メモリ	Crucial	16GB×2 3200MHz
⑥	PCケース	COOLER MASTER	MasterBox NR400
⑦	電源	Corsair	RM650x

パーツ紹介

①CPU Intel Core i7 12700

内臓グラフィック搭載のIntel12世代CPUです。

i7ですが、TDP65Wと扱いやすいCPUとなっています。

12コア20スレッドと性能面でも満足いく仕様です。

コア数とスレッド数が2倍でないのは、Intel12世代CPUの上位モデルにはコアが2種類搭載されているためです。

処理速度の早いPコアと省電力なEコアを使い分けることで最適なパフォーマンスを発揮してくれます。

②CPUクーラー　noctua　NH-U12A chromax.black

非常に高品質なCPUクーラーを販売しているnoctuaのNH-U12A chromax.blackを選択。

冷却性と静音性は共に優れており、ベンチマークを走らせてもCPUが75℃を超えることはありませんでした。

③マザーボード ASUS TUF GAMING B660M-PLUS D4

i7の性能も十分に引き出せるTUF GAMING B660M-PLUS D4を選択。

Micro-ATXながら多機能なマザーボードで、拡張性も十分にあります

④SSD Samsung SSD 980 500GB

メインドライブとしてM.2 SSD 1TBのモデルをチョイス。

NVMe接続のSSDは非常に高速でOSやアプリ立ち上げも快適になります。

⑤メモリ Crucial 16GB×2 3200MHz

最新のi7なのでDDR4 3200MHzは問題なく動作します。

安定性の高いCrucialのメモリなので相性も問題ありません。

⑥PCケース COOLER MASTER MasterBox NR400

今回はDVDドライブが必要とのことだったので、5.25インチベイが取り付けられるこちらのケースを選択。

シンプルなデザインで静音性に優れており、内部も広いため拡張性も良好です。

⑦電源 Corsair RM650x

今回の構成であれば650W電源で十分すぎるほどです。

将来的にグラフィックカードを増設したとしても問題ない容量の高品質な電源です。

ベンチマーク結果

CPUベンチマーク

CINEBENCH R23にてマルチコア・シングルコア共に検証しました。

左が今回のCore i7 12700、右が１世代前のCore i7 11700です。

まずシングルコアですが、25％ほど性能アップしていることが確認できます。

PCの基本的な処理はシングルコアに依存することが多く、シングル性能の上昇による体感速度は大幅に向上しています。

次にマルチスコアですが、こちらも70％以上スコアアップしています。

シングルコア性能の向上に加え、搭載されているコアの数が増加しているため大幅に性能アップとなりました。

マルチ性能は複数の処理をこなすときに有効となってきます。

ストレージベンチマーク

CrystalDiskMarkにて測定したM.2 SSDのベンチマーク結果です。

非常に高速なNVMe規格のSSDを使用しているため、OSの起動やファイルの処理などでストレスを感じることは一切ありません。

M.2SSDは容量が多いものの方が性能が良い場合があり、こちらも1TBモデルなので高性能になっています

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